手荒れにはトリクロサンに注意
手を洗うときには石けんやハンドソープを使うわけですが、多くの市販品にはトリクロサンという成分が含まれています。
抗菌・殺菌成分があり、安価で生成されるので、多くの洗浄剤で採用されているんですが、危険性を指摘する研究が目立つようになりました。
耐性菌の増殖させたり、感染症の危険が増すだけじゃなくて、腸内細菌にまで影響を与えるといわれています。そもそもトリクロサンは環境にもよくないんです。
しかもトリクロサンの持つ殺菌効果を発揮するには、数分かけて丁寧に洗う必要があります。そんなに手洗いをしていたら、手が荒れていくのは当然です。
トリクロサンは、経口・皮膚を経由して簡単に体内に浸透してしまいます。そのため、尿・血液・鼻水・母乳などにも混じってしまうと言われています。
そのためお腹に赤ちゃんがいる妊婦さんがトリクロサン入りの石鹸やハンドソープを使い続けるのは要注意です。